美味しいトマトソースの作り方
簡単に作れるのにとても美味しいトマトソースの作り方を紹介します。
このレシピは、日本の有名なイタリアンシェフである片岡護さんや落合務さんのレシピ本でも紹介されている方法です。
トマトソースの魅力
トマトソースといえばパスタですが、ピザ、リゾットなど、さまざまな料理に応用できる万能ソースです。
シンプルなレシピで作ることで、トマトそのものの旨味を最大限に引き出せます。
このレシピでは、特別な材料や技術は必要ありません。ただ、じっくりとトマトを煮詰めることで濃厚で旨味が凝縮したコクのあるソースが完成します。
材料
- ホールトマト缶 2缶(800g)
- オリーブオイル 大さじ2
- 塩 少々
- にんにく 1片
- バジルやオレガノ(お好みで)
作り方
- 下ごしらえ 缶詰のホールトマトをボールにあけて手でつぶしておきます。
- 香り付け フライパンや鍋にオリーブオイルを熱し、スライスしたにんにくを香りが立つまで弱火で炒めます。
- トマトを加える トマトを鍋に入れ中火で加熱します。
- 煮詰める トマトが半分の量になるまで、焦げないようにかき混ぜながら中火でじっくりと煮詰めます。
- 仕上げ 塩で味を調えます。
- お好みで バジルやオレガノを加えます。
ポイント
- じっくり煮詰めることが大切 トマトを半分になるまで煮詰めることで、トマトの旨味が凝縮されます。
- 強めの塩加減 しょっぱい寸前の塩加減が旨さを引き立てます。
応用例
半分まで煮詰めたトマトソースは、それだけでサイ◯リヤやジ◯リーパスタ以上の旨さです。
コスト重視の店舗では、半分まで煮詰めるコストもかけられないし、半分に煮詰めると材料コストが倍になりますので。
そのままでも十分に美味しいのですが、カリッと炒めたベーコンやソーセージ、鶏肉などを加えても美味しいですし、シメジやマッシュルーム、舞茸などのキノコを加えても美味しいです。
まずはそのままのトマトソースを味わってみることをおすすめします。
その後、お好みの食材を加えていろいろとアレンジしてみてください。
ゆーごはん。
ソーセージとシメジのトマトソースパスタ。 pic.twitter.com/KMaKA9F4Qc— さわださとし@車好き酒好き料理好きひとり親エンジニア (@satoshis) December 2, 2024
おまけ
トマトソースを作るときはいつもホールトマト缶2個に対してシメジ1パックとソーセージを300gくらい入れてます。
ですが、入れるソーセージの種類で味が全然変わってしまうことを確認してます。
ソーセージの種類が違うだけで、トマトソースの味が全く変わってしまうのです。
いつもは香燻を入れてるのですが、ある日、冷蔵庫に残っていたアルトバイエルンのフランクフルトを入れたところ、いつもよりも物足りない味になってしまいました。トマトソースの味にコクがないというか、深みがないというか。
ソーセージの種類でこんなに変わるのかとびっくりしました。
後日、実験的にシャウエッセンを入れてみたところ、これまた味が違います。物足りなさはそうでもないのですが香燻にはちょっと負けてる感じです。香燻が持つ燻香の強さがメリットになっているような感じです。
というわけで、アルトバイエルンのフランクフルトとシャウエッセンと香燻の3種類を試した範囲では、香燻が優勝でした。
塩を入れすぎたら
しょっぱい寸前の塩加減を狙うと、塩を入れすぎてしまうこともあります。
そうなってしまったばあいは、オリーブオイルを足してやるといいです。
速水もこみちさんが、料理の完成後に追いオリーブオイルをすることはよく知られています。
イタリア料理はオリーブオイルの風味も楽しむ料理なので、適度な塩加減になるまでオリーブオイルを加えましょう。